知って得する。机の事、木の事、森の事など雑学まめ知識
みなさんは机の語源って考えたことありますか?
机の歴史は案外古くて、日本最古の歴史書である日本書紀にはすでに「つくえ」ということばが出ているそうです。
もともとは衣類や食事を乗せる台として誕生し、平たい台を四つの枝で支えていたので「突き枝」>「つきえ」>「つくえ」となったいうことで、これを聞いたとき「なるほど」って感心してしまいました。
平安時代には「都久恵」と書かれた辞書もあるそうで、なんだか人の名前にありそうですよね。
ある地方では、物をのせることを「つこえる」と言うそうで、昔は「つくえる」のではなかったのかと言われています。物をのせる「つくえ」が動詞になって「つくえる」になったとしたら、まるでトラブルがおきたことを「トラブった」なんて言う今の人と大して変わんないんですね。昔の人も。
先日、「よく家具屋さんのパンフレットやチラシに☆のマークが並んでいるのですがXYLさんにも☆はあるんですか?」 というお電話を頂きました。
これは日本農林規格(JAS)と日本工業規格(J IS)が共同で決めたホルムアルデヒドがどのくらい出ているのかを あらわすマークなのです。
ホルムアルデヒドという舌を噛みそうな名前はシックハウス症候群とよばれる症状の原因と思われているもの。
防腐、防虫などや接着に使われる便利なものだったのですが体に害のあることが判明してからは、少なければ少ないほどよいとされています。
F☆からF☆☆☆☆までの4種類あり、星が多いほどホルムアルデヒドの発散が少なくなっています。
安い家具をたくさん作るためには便利なものをできるだけ利用して、効率を上げなければなりません。そうするとどうしても科学物質を多く使用してしまうのです。
XYLがオススメする机は、ゆっくり、少ししか作れませんが、ひまわり油や大豆油などの植物油を原料とし、F☆☆☆☆の認定を受けた安全な塗料を使っていますので安心してお使いいただけます。
ヒノキなどの柱や廊下を、米ぬかを入れたタオルや手ぬぐいで磨くと、 良いつやが出ます。昔の人の知恵ですね。
米ぬかがなくても 、これと同じ効果がお米のとぎ汁にもあります。雑巾をとぎ汁につけて、拭くだけなんです。ただこれだけ。 本当にシンプルです。
何で、米ぬかやとぎ汁でピカピカになるのでしょう?
実は、米ぬかの成分が、磨いたものに膜をつくるからです。これによりつやが出て、さらに汚れもつきにくくなります。今で言うと、 ワックスがけと同じですね。
自然のものですから安全です。ワックスとは違い、臭いも残りません。
フローリングのお手入れに使えば、小さいお子様が床をハイハイしても安心ですね。
お買い物は、晴れた日にぶらっと出かけたいですよね。
でも、家具だけは、雨の日に!!
「木製家具」は、引き出し等に「遊び」がないといけません。
木は、湿気によってしなったり、木目がねじれたりします。 湿度の高いときは、湿気を吸って膨らみ、湿度の低いときは逆に、湿気を吐きだし、縮みます。
引き出しに「遊び」が無いと、湿度の高い雨の日は開きにくくなるのです。
でも、キシルの机は、そのようなことも考えて作られています。
晴れの日でも、安心してご来店下さいね。
みなさんが思い浮かべるいい香りと美しい木目のヒノキは、日本にしかないというのはご存知でしょうか?
正式名称は日本ヒノキ。
ところが、世界中にヒノキの仲間がいることから、外国産のヒノキが日本ヒノキに混じって多く出回っています。
オーストラリアヒノキ、米檜とよばれるスプルース、台湾ヒノキなど呼び名も様々で、ヒノキを総称してサイプレスとも呼びます。
外国産でも同じ性質ならいいのですが、 気候も風土も違うので、性質の違う木になってしまいます。
たとえばオーストラリアヒノキなどは、世界で一番白アリに強いと言われ、赤みの強い木目が美しい木です。耐久性にすぐれていることからウッドデッキなどで使われることが多いようです。
このように、日本ヒノキの代用品ではなく、それぞれの性質に合わせた使い方をすれば外国のひのき達もすばらしい力を発揮してくれます。
これこそ適材適所ですね。
山をハイキングしていたり、ドライブをしているとき、綺麗な空気とさわやかな香りでとても気持ちがよくなった経験がありませんか?
これは、フィトンチッドによる効果なのです。
精神を安定させたり、心の疲労を癒してくれるリフレッシュ効果があるからです。
ロシア語の造語で 「樹木から出る虫を殺す物質」を意味するフィトンチッド。
山や森、林に入ったときに香る、木の心地よいにおいの正体がこれです。
フィトンチッドを知る身近な例として、桜餅や柏餅があります。
これらは、その抗菌や防腐作用を利用して作られた料理です。
また、フィトンチッドには消臭・脱臭効果もあります。
森の中で動物や虫たちが死んでも、枯れた木が横たわっていても、嫌な臭いが充満しないのは、その為です。
日本では昔から、木造建築が主流です。 奈良県にある法隆寺も、ヒノキで造られています。
ヒノキは、年々強度を増していくことが特性です。それに加えて、殺菌・防虫の効果も強いので、古いお寺などがヒノキを使って造られた理由の一つになっています。
ヒノキで出来た家の中に入ると、確かに良い香りで、心が落ち着きますよね。
良く聞く、間伐材と言う言葉。
簡単に言ってしまうと、植林されたヒノキや杉を間引きした木材のことです。
山や林には沢山の木を植えてあります。その木が成長していくと、隣り合わせの木同士がお互いの成長を妨げ、曲がったり、折れたり、病気が発生したりして、 充分な成長が出来なくなります。
その為、片方の木を健康に強く成長させるために、隣にある木を切ります。
この切られたほうの木が間伐材です。
植林をしてある山や林は定期的に間引きしないと、森が荒れてしまいます。
しかし、この間伐材を買ってくれる人がいないと、間伐の作業が出来ません。
間伐が出来ないと、木と木が密集しすぎて、地面に日光が当たらず、草が 生えなくなり、森や林の保水能力が低下し、がけ崩れ等の原因になってしまいます。
昨年、愛知県で行われた、愛・地球博。
この中で、EXPOホールの外壁は間伐材で作られていましたし、地球市民村のベンチも間伐材が使われていました。
間伐材をもっと使って、森が元気になればいいですね。
「 ベニヤ板」 よく耳にする言葉ですが、どのような板なのでしょう。ベニヤという種類の木でしょうか?
ベニヤとは、英語のveneerという単語からきています。
家具などの表面に張る化粧板といった、薄い板のことを表していますが、「うわべ」とか「見せかけ」という意味もあります。
そして、日本で言うベニヤ板とは、この薄い板を何枚か張り合わせたいわゆる合板のことを指します。
さて、このベニヤ板は、いまや建具や家具などに欠かせない素材です。
ご家庭の日曜大工にも、よく買ってきたりしませんか?
なぜ、これほど重宝されているのでしょうか。
ベニヤ板は、無垢材のように膨張したり、反りといった変形が出にくいため、
加工しやすく、管理が楽なのです。
木は、切り出された後も水分を含んで膨張したり、反対に乾燥して反ったりします。
木そのままの無垢材を加工するには、こういった変化も考慮して、狂いが出ないようにする高度な技術が必要となってくるので、手軽なベニヤが重宝されているのです。
ただ、板を何枚も張り合わせるので、接着剤を大量に使います。
最近増えている、化学物質に敏感な方などは、注意してみる必要があるのかもしれません。
バーベキューや焚き火のとき、集めた木に火をつけても、 最初は燃えるのに、すぐに消えてしまったという経験はありませんか?特に太めの木や枝だと、ますます火がつきにくかったりするのは 何故でしょう。
実は、木はある程度の厚みがあると、とても燃えにくくなるのです。
木が燃えると、黒く焦げますよね。
その、焦げて炭になった部分が防火の役目となって、木の中まで 燃え広がるのを防いでいるのです。芯まで燃え尽きるには、とても長い時間がかかります。
木造の建物も同じことが言えます。
太さのある柱や梁は、やはり、燃えるのにとても時間がかかります。 また、表面が焦げたぐらいでは、そう簡単には、折れたり崩れたりもしません。
反対に、鉄やアルミは燃えることはありませんが、熱によって曲がったり溶けたりして、強度が極端に弱くなってしまいます。
そのため、火事のときは、鉄骨よりも木造の建物のほうが、 避難する時間が多く確保できるといわれています。
火災には木造が弱いと思われていますが、木造だからこその強みがあるんですね。

