みなさんは「ひのき」を見たことがありますか?
原木は見たことがなくても、気づかないところで見ているんじゃないでしょうか?
たとえば法隆寺を代表とする、京都のお寺などの建築物や仏像などによく使われています。
世界で一番古い木造建築の法隆寺は作られてから1300年もたつのにあと1000年はもつと言われているそうです。
だからこそ高級建築には必ずといっていいほどヒノキが使われているんですね。
しかもそんなすごい木材なのに日本にしかないんです。外国には生えてないなんて知ってました? まさに日本の宝です。
そのヒノキは日本でも中部から南にしか生息していません。本州中部から四国・九州を経て屋久島まで分布しているんです。
そう考えると非常に狭い範囲にしかないということが分かります。
なぜそんなに重宝されているかというと、加工がしやすく耐久性にもすぐれていて、加工したあとの見た目が美しいからといわれています。そしてなによりも香り。
あのなんともいえない香りは気持ちを洗い流されるような気がします。実際にひのきの香りにはフィトンチッドという物質が含まれていて 血行を良くし、精神を安定させる効果があるそうです。

木材全般にこの効果はあるのですが、ヒノキが特に強いことはよく知られています。林野庁でも、学校にかよう子供たちを対象に、こんな実験結果を発表しています。
木材は人にやさしい(林野庁レポート)

