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  2. Q&A(無垢の木の特徴)

無垢材って何ですか?

無垢材とは、一本の木からできた木材。
細かな木クズを圧縮したり、接着剤でうすい板を何枚も貼り合わせた合板と違い、“木”そのものです。

無垢材でない木って何ですか?

下記のようにいろいろな材料があります。

  • 集成材

    集成材

    小さい木材を貼って板にしたもの。
    接着剤の使用は多いが、反りや変形に強く均一な見た目が特徴。

  • 樹脂化粧合板

    樹脂化粧合板

    合板に木目を印刷したシートを貼ったもの。
    変色・変形がない為、扱いやすく汚れに強い。

  • 合板

    合板

    薄い板を何枚も重ねて接着したもの。
    様々な形にできるので、曲げ木の家具などに多く用いられている。

  • 繊維材

    繊維材

    おがくずを接着剤で板状に固めたもの。
    樹脂化粧合板等と合わせて使われることが多く、変形に強く価格が安い。

  • 天然木化粧合板

    天然木化粧合板

    合板に突板と呼ばれる薄い天然木の板を貼ったもの。
    無垢材の質感を安く手に入れられ、天然木という表記もできる。

無垢材なのでカビが生える事はありますか?

ひのきには調湿能力があります。
お部屋の湿度が高いときは湿気を吸収し、乾燥しているときは湿気を吐き出して、お部屋の湿度を一定に保とうという働きがあります。
そのため、カビが生えることはまずありませんが、自然素材のため密閉した状態が長く続くことは避けてあげてください。

キズや汚れはつきやすいですか?

キシルがお届けする机は、風合いや味わい、手触り、香りなどを考えて、オイルを染み込ませる塗装を行っております。
化学塗料で固めていない分、傷や凹みはつきやすくなりますが、それらも風合いとなって、世界に一台だけの机になります。
傷など気になる方には、専用の デスクマットもございます。

節って何ですか?

節(フシ)はその木に枝がついていた場所です。
さまざまな形が、素敵な模様として机を彩ります。
穴があいたりしないように手を加える必要があります。

  1. 木埋め

    天板などの目につく部分の大きなフシは、同じ大きさの木で埋めます。

  2. パテ埋め

    あまり大きくない欠けた部分はパテで固めます。

  3. 糊剤固定

    底面や目につきにくい部分は、穴は埋めず、透明な樹脂で固めます。

    ※裏側や隠れた部分では、小さいな板での補完、もしくは処理をしない場合もあります。

間伐材ってよく聞くけど何ですか?

植えられた木が太く育つために、一部の木を伐採して木と木の間隔を作ってあげることを間伐(かんばつ)といいます。
その時に切られた木を間伐材といい、細かい木が多いので通常の木材とは区別されます。

ひのきはほかの木材に比べて強いのですか?

針葉樹よりも広葉樹の方が一般には硬いといわれていますが、ひのきは伐採後約300年間は強度が向上し続けます。
ひのきはこの特性が他の木材に比べてきわめて高く、建築材料にも多く使用されています。
ひのきが長持ちすることは昔から知られていたようで、ひのきで建てられた法隆寺や薬師寺の塔は、1300年経った今も立派に維持されていることもその証です。

月日が経つとどう変わるの?

紫外線と酸素によって、色が徐々に変化していきます。最初は、淡いベージュやピンク色ですが、次第に山吹色(飴色)になっていきます。
さらに水拭きでお手入れしていただくと、年月とともにツヤが出て、手触りがつるつるになります。
下記の画像は、左から使用1年目、2年目、3年目以上経過した「Eチェア」。

軽くて小さい椅子の経年変化