No Trees, No Mountain

8月11日は「山の日」。

サステナブルな木材にこだわり
家具をつくり続けてきたキシルと一緒に
山のことを考えませんか。

No Trees, No Mountain.

山は、緑豊かな木があってこそ
私たちが思い描く「山」。

この日にあわせて、
特別な企画も用意しました。

自然に思いを馳せるこの機会に
お買い物もぜひお楽しみください。

フェア概要

開催期間: 7/26（金）〜 8/20（火）
開催場所: ネットストア、吉祥寺店、横浜店、大阪店、名古屋店、浜松店
ノベルティ: イベント期間中にキシル家具＆雑貨を購入すると、オリジナルのフォールディングファンをプレゼント（先着100名様、なくなり次第終了）

オリジナルフォールディングファン折りたたみ式！手のひらサイズのコンパクトなうちわ

Talk about Mountain ー　山を想う、山の日　ー

山のイラスト

創業から約20年「日本の木を大切にします」というミッションを掲げてきた私たちは、家具づくりを通して日本の山を元気にする事業を続けてきています。「キシル」という名前には、実は「木を知る」という意味も込められているんです。私たちが知っている山の話や取り組みを、山の日にあわせてご紹介します。

山の数え方、知ってますか？

山の風景写真

鳥は一羽、車は一台、では山はどう数えるか、みなさんご存知ですか？実は「座」という単位があります。1座、2座…その意味は、山頂は神様が座る場所と昔の人は考えたそうです。日本の山には八百万の神様がいると言われていますよね。山は生きていくために必要なものを与えてくれる、恵みそのもの。国土の約3分の2が森林という日本特有の環境だからこそ、山に対する感謝と畏敬の念が、山を数える言葉としても表れているのかもしれません。

木こりさんの斧に刻まれた線の意味

木こりさんの斧に刻まれた線斧のイラスト

山への感謝の心は、木こりさんの斧にも映し出されています。日本では山仕事で使う斧は、「よき」と呼ばれています。刃には線が刻まれていて、片面の3本線は山の神様へ伐採前にお供えする「米・塩・酒」を意味し、もう片面の4本線は山を構成する「四気=光・土・水・風」を意味します。
山ではお供え物を持参することが難しいため、これから伐る木に斧を供えて、山の神様への感謝と木を伐る許可、作業の安全を祈ったそうです。
※地域によって様々な伝承があり、多数の説があります。

地球にとって”GOOD”な木材＝植林木

goodwoodのロゴ

キシルの家具は、人の手で植え育てた、自然を壊さない木材「植林木」を使っています。植林木は地球に”GOOD”な木材＝GOOD WOODと呼ばれていて、そのマークは、木こりさんの斧の線がモチーフになっています。日本人が昔から大切にしていきていた「自然への感謝の気持ち」が刻まれたこのGOOD WOODマークを広めていくことは、私たちの山への恩返しでもあります。

グローバル基準、FSC認証

FSC認証の木材

世界的な基準としては、森林保全に貢献することを意味する、FSC®認証というものがあります。FSC認証制度とは、「森林の管理が環境や地域社会に配慮して適切に行われているかどうか」を評価・認証し（FM認証）、そうした森林からの生産品であることを証明する（CoC認証）国際的な認証制度です。私たちは厳しい審査を受け、認証を取得しました。国内の家具ブランドとしてはちょっと珍しい存在かもしれません。

自社工場で管理、製材しています

自社工場で製材風景

キシルの拠点である静岡県の浜松には、FSCの森がたくさんあります。昔から植林文化が根付いている地域でもあり「天竜美林」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。私たちは主に天竜の山から丸太を仕入れ、自社工場で製材をしています。製材工場は、ひのきの香りがどこよりも濃く、森から受け取ったエネルギーで満ち溢れています。1本ずつ木の特徴を見極めながら、ベテランの職人の手で家具の材料へと仕立てています。

キシルの家具のふるさの山を巡るツアー

キシルの家具のふるさの山を巡るツアーイメージ

社内では、キシルの家具のふるさとを巡る、森林ツアーを組んだことも。森から生まれた命を、お客様の暮らしへお届くする過程を紹介しているので、詳しくはぜひ記事をご覧ください。

記事を読む

花粉の少ない苗を寄付

杉の苗

わたしたちは毎年収益の一部を、苗木にかえて寄付をしています。
寄付をした苗は成長しても花粉をあまり出さないため、花粉症対策として注目を集めています。ひのきや杉に対するイメージを少しずつ塗り替えていきたいと考えています。

「人」と「木」がよりそう場所を

ひのきの椅子と手

人と木が寄り添うと「休む」という字になります。
木ってほっとする。その心地を、日本人はずいぶん昔から知っていたんですね。忙しい毎日を送っていると、楽しいことばかりではないはず。だからこそ帰る家はいつでもほっとする場所であってほしい。私たちはそんなことを願い、木の力が感じられるようなオーガニックな家具づくりにこだわり続けてきました。

この先もみなさまにとって、山のこと、木のことを知るちいさなきっかけに、キシルがなれることを願っています。