PRODUCT STORYキシルのものづくり
MATERIAL
“ほんもの” の木の家具
木の家具と呼ばれていても、ほんものの木の家具であるとは限りません。
木製家具には、無垢材のほかに、合板、突板、MDF、化粧板など、 さまざまな素材が使われています。
見た目はよく似ていても、木の香り、手ざわり、調湿性、 そして10 年後、20年後の表情には違いがあります。
無垢材とは、一本の木から切り出した天然木を、そのまま部材として使ったもの。 木は家具になってからも、呼吸するように伸びたり縮んだりをくり返します。 乾燥が不十分なら割れにつながり、逆に無理に動きを止めようとすれば、 薬品や厚いコーティングに頼らざるをえません。
キシルは、木の動きを無理に抑え込むのではなく、木が本来もつ力をそのまま活かすために、 乾燥や加工の技術を磨いてきました。 キシルがつくるのは、表面だけではなく、中まで 100%無垢材の家具。
傷も、色の変化も、暮らしの時間として刻まれていく。それが、キシルの考えるほんものの木の家具です。
TENRYU HINOKI
キシルが選ぶ、家具のためのひのき
キシルが使うのは、静岡・天竜地域で育った「天竜ひのき」。ひのきは、育つ土地によって油分、色味、香りに個性が生まれる素材です。
天竜では、良質な苗木を育て、山に植え、長い時間をかけて木を育てる林業文化が受け継がれてきました。
その土台があるからこそ、ほどよい油分による粘り、上品な木色、しっかりと感じられる香りを備えた木に育ちます。
天竜ひのきは、ひのきの中でも、家具材として非常にバランスに優れた一級品の素材です。
丈夫さ、美しさ、心地よさ。そのバランスがよいこと。
その違いが、毎日ふれる家具にあらわれます。
VALUE OF HINOKI
ひのきという素材の価値
ひのきは、見た目の美しさだけで選ばれてきた木ではありません。上品な木色、まっすぐで整った木目、爽やかで清潔感のある香り。さらに、耐久性や文化的な背景まで備えた、日本を代表する木材です。
古くから神社仏閣や和の建築に使われてきたひのきは、
日本らしさや品のよさ、長く使う価値を語れる素材でもあります。
キシルは、ひのきをただの木材ではなく、毎日ふれる家具にふさわしい、強さ・美しさ・心地よさを備えた素材だと考えています。
BENEFITS OF HINOKI
暮らしにもたらす、ひのきの心地よさ
ひのきの価値は、家具になったあと、日々の暮らしの中でより実感されます。香りの心地よさ、湿度をととのえる力、やさしい手ざわり。空間の中にあるだけで、どこか自然のそばにいるような落ち着きをもたらしてくれます。
また、ひのきの香りや空気感には、気持ちをゆるめたり、心地よく集中できる環境づくりに役立つ可能性も示唆されています。
キシルは、そうしたひのき本来の力を、毎日の家具としてまっすぐ暮らしへ届けたいと考えています。