
木の一生を学び、
木に新たな息吹を吹き込む場所

「木を植える、伐る、
加工する、ものをつくる」。
“木の一生”を体系的に学ぶ天竜林業高校。
学校所有の演習林は33ヘクタールあり、
植林や間伐の実習はお弁当を持って1日かけて行います。



林業がもっと盛んだった時代と違い、
現在は入学して初めて
林業に触れる生徒がほとんど。
どの作業も慣れないうちはひと苦労です。
危険を伴う作業も多く、
「怖い」と戸惑う生徒も多いですが、
実習をくり返すうちに機械や用具の
使い方もさまになっていきます。



広い校内には、製材機から木工加工の機械までがずらりとそろっています。
本格的な機材を見るだけで、
ここが「木のプロを育てる場所」だということがよくわかります。
伐採した木を製材し、
机や椅子に加工する一連の作業は
木に新たな命を吹き込みます。
※1《製材機械》
大きな丸太から材木にしていく機械。
大掛かりな作業なので最初は怖がる生徒も多いですが、何度も実習を重ねて慣れていきます。
※2《各種加工機械》
製材した材木を、さらに加工する機械。細かい作業が多くケガの危険も伴います。
常に「安全第一」の自覚を持ち、実習ごとに安全確認を徹底しています。

