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家具屋ですが、薪もあります。ひのきと楽しむ冬支度。

2026.11.04 Wed

[ コラム ]

ひのきの名前は、「火の木」に由来するという説があるそうです。昔、火おこしに使われていたことから、そう呼ばれるようになったのだとか。家具の木としておなじみのひのきですが、火とも縁のある木なんですね。

キシル浜松店では、家具だけでなく、薪も販売しています。実は、お店の裏には薪ステーションもあるんですよ。冬になると店内の暖炉にも火が入り、木の家具と炎のぬくもりを楽しめる季節がやってきます。

そんな私たちが今回ご紹介したいのが、ひのきの薪。「すぐに燃え尽きてしまうから、薪には広葉樹のほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。でも、その燃えやすさこそ、頼りになるんです。

ひのきが得意なのは、最初のひと仕事。

焚き火を始めたいのに、なかなか薪に火がつかない。そんなときに活躍するのが、細く割ったひのきです。火がつきやすく、勢いよく燃えてくれるので、焚き付けに向いています。

まずはひのきで火を育て、火が安定してきたら、ナラやクヌギなど、火持ちのよい広葉樹を足していく。そんなふうに組み合わせると、それぞれのよさを活かせます。「すぐ燃える」は、火をおこしたいときには、うれしい長所なんですね。

よく燃える薪にも、長く使える家具にも。大切なのは乾燥です。

薪の燃え方を左右するのが、乾燥具合。水分が多いと火が育ちにくく、煙が多くなる原因にもなります。気持ちよく燃やすには、しっかり乾いていることが大切です。

そして実は、乾燥はキシルの家具づくりでも、とても大切にしている工程なんです。

ひのきを、長く安心して使える家具にする。それは、簡単なことではありません。木は水分の変化によって縮んだり膨らんだりするため、乾燥が不十分なまま家具にすると、割れや反りにつながることがあります。

そこでキシルでは、板にした木を約4ヶ月かけて、天然乾燥と人工乾燥でじっくり乾かします。でも、乾いたらすぐに家具をつくるわけではありません。さらに数ヶ月、「シーズニング」という時間を設け、木を土地の空気になじませていきます。

乾かして、さらに待つ。家具になるまでに、これだけの時間をかけているんです。

目には見えにくい工程ですが、割れや反りを抑え、日々安心して使える品質を支える、大切なひと手間。ひのきのよさを家具として届けるために、キシルが省かずに続けていることです。

浜松店の冬には、焼き芋の楽しみも。

そんな木の家具に囲まれながら、冬の浜松店では暖炉の火を楽しんでいます。ゆらゆらと動く炎を眺めていると、ついそのそばでひと息つきたくなります。

そして、ひそかな楽しみが焼き芋。じっくり焼いたお芋は、おいしいんです。暖かさだけでなく、こうした楽しみも運んでくれるのが、火のある暮らしのいいところ。

家具になって毎日を支えたり、薪になって暖かさを届けたり。ひのきには、いろいろな出番があります。

冬支度に、ひのきの薪を。

浜松店では、キャンプや焚き火に持っていける薪セットもご用意しています。家具を見に来たついでに、薪にも目を向けてみてください。

これから、暖炉や焚き火が楽しみになる季節。いつもの薪にひのきを加えて、火をおこすところから楽しんでみませんか。

※暖炉や薪ストーブで使用する際は、お使いの機器で使用できる薪の種類・量をご確認ください。

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